1987年の旭農場設立以来、下記の防疫管理システムに従った衛生管理を徹底しています。
防疫管理システム(1987年版 防疫マニュアル)
防疫区域
- ブルーゾーン ・・・上段フェンス内部の全域。
- イエローゾーン・・・上段フェンス外部から側溝までの全域。
- オレンジゾーン・・・管理棟1階および上段ラグーン近辺。
- レッドゾーン・・・・進入道路から下段堆肥舎までの全域。
入場制限
ブルーゾーン | 場員および特定獣医師のみ入場を認める。 ICC獣医師、PIC技術者、研修生、 電機保安協会技術者等の入場者は、事前にそのつど社長の許可を必要とする。 これ以外の者の入場はいかなる場合も認めない。 |
イエローゾーン | 飼料運搬車、出荷車、GP導入車、および場内運搬車のみ入場を認める。 事務機および機械の点検修理者などは、事前にそのつど場長の許可を必要とする。 |
オレンジゾーン | 機器のメンテおよび浄化水の採取者のみ入場を認める。これ以外の入場者は、 事前にそのつど場長の許可を必要とする。 |
レッドゾーン | 通勤、機器のメンテおよび燃料、資材、堆肥などの運搬車以外の駐車は認めない。 来場した人及び車は、場外担当者の指示を受けなければならない。 医薬品の受けとりは、農場外の指定された場所で行わなければならない。 |
マニュアルチェック
- 場長不在の時は、場員以外の勧問者はブルーゾーンへの入場を禁止する。
- 場長又はオフィスマネージャーは、ブルーゾーンへの入場者については必ず立ち会って、爪、頭髪の洗浄、衣服の着替え、私物の持ち込みなどの違反がないようチェックしなければならない。違反するものは場員であっても入れてはならない。
メガネは、洗浄後のものを受けとって再度洗浄消毒しなければならない。 - イエロー・ゾーンに入ることの可能な人及び車両は極限られたものであるが、場長は、週一回はルールが守られているか否かを確認し社長に報告しなければならない。
- 宿直の者は、場長が出動するまでの聞は場長に代わりブルーゾーン及びイエローゾーン入場者のチェックを行う。
- 各ゾーンにおける責任者はそれぞれ訪問者リストを毎日記入しなければならない。
- 県外からの養豚関係者は、全員温泉で一泊した後でなければブルーゾーンへの入場は出来ない。
防疫責任者
- ブルーゾーンの防疫責任者は副場長とする。
- 管理棟(イエローゾーン)の防疫責任者はオフィス,マネージャーとする。
- オレンジゾーンの防疫責任者は、ラグーン管理者とする。
- レッドゾーンの防疫責任者は場外担当者とする。
- 場長は全防疫責任を負うものとする。
- 各ゾーンの責任者が欠勤するときは、場長は当日の防疫責任者を前もって決めておかねばならない。
- 入場制限対象者が事前に防疫責任者に入場の許可を求めてきたときは、防疫責任者は直接入場申し込み本人に対して「ゾーンルール」を電話でそのつど説明し遵守の有無を確認しなければならない。